山形市立小学校の樹木
学校名 山形市立鈴川小学校
アベマキ
科 名 ブナ科
写 真
解 説 葉はクヌギに似ているが、アベマキの葉は裏側にビロード状の毛があり、クヌギよりも白っぽく見える。
庭木としての利用は少なく、クヌギと同様に薪や木炭の材料、シイタケの原木として使われることが多かった。また、アベマキは樹皮がコルク質であり、コルクの代用品として利用された。
アベマキという女の子のような名前は、「アベ」が岡山の方言で「あばた(=デコボコの意味)」、「マキ」は薪、つまり表面がデコボコした、薪にしかならない木という意味(諸説あり)。
秋にはクリやクヌギに似た実がなる。実だけでクヌギとアベマキを見分けるのは難しい。