山形市立小学校の樹木
学校名 山形市立鈴川小学校
カツラ
科 名 カツラ科
写 真
解 説 高さは30mほど、樹幹の直径は2mほどにもなる。葉はハート型に似た円形が特徴的で、秋には黄色く紅葉する。落葉は甘い香り(醤油の良いにおいに似ている)を呈する。成長すると主幹が折れ、株立ちするものが多い。
花期は3から5月で、雌雄異株である。雌花は細長い角のような紅紫色の雌蕊が3から5個突き出す。雄花は紅紫色の細長い雄蕊を十数本ぶら下げる。
用途として、街路樹として植えられるほか、材は香りがよく耐久性があるので、建築、家具、鉛筆などの材料に使われる。また、碁盤、将棋盤にも使われる[5]が、近年は市場への供給が減っており、貴重な木材となりつつある。
桂皮(シナモン)は、同じ桂の字を使うがクスノキ科の異種の樹皮である。