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            ナツメ | 
           
          
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            クロウメモドキ科 | 
           
          
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            落葉高木である。和名は夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。  
            果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。  
            原産地は中国から西アジアにかけてであり、日本への渡来は奈良時代以前とされている。  
            ナツメヤシは単子葉植物であり遠縁の別種。果実が似ていることから。  
            英語ではjujube または Chinese date(中国のナツメヤシ)という。  
葉は互生し、落葉樹らしからぬ光沢があり、3脈が目立つ。花は淡緑色で小さく目立たない。果実は核果で長さ2cmほどの卵型、熟すと赤黒くなり次第に乾燥してしわができる(英語名のとおりナツメヤシの果実に似る)。核には2個の種子を含む。  
            同属は多く熱帯から亜熱帯に分布し、ナツメ以外にも食用にされるものはあるが、ナツメが最も寒さに強い。  
            中国北部原産で非常に古くから栽培されてきた。  | 
           
        
       
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