校章の由来
 
 昭和7年 第8代板垣季治校長が鈴川の歴史や伝統、それに自然美などを語りながら、
山形県師範学校小塚義一郎教諭に、校章の考案作成を依頼した。
 小塚教諭はその意を汲んで馬見ヶ崎を逍遥したり、盃山にのぼったりして想をねった。
そして、「智」「体」「徳」の三育を「鈴」「川」とで形象した。


  創作:昭和7年 山形県師範学校小塚義一郎教諭


   鈴川尋常高等小学校校歌

            岩田邦太郎 作歌
            大場勇之助 作曲

一 月影のぼる愛宕山
   松原つづく馬見ヶ崎
   山と川とのながめよき
     此の鈴川の里こそは
   我が學舎のありどころ
   楽したのしああたのし

二 木立も古き神明宮
   鐘の音ひびく金勝寺
   長き歴史を傳へたる
      此の鈴川の里こそは
   我が學舎のありどころ
   ゆかしゆかしああゆかし

三 此のよき里に生い立ちて
   學の業にいそしむも
   御代の惠と思ひつつ朝夕に怠らず
   いざや勉めむ諸共に
   樂したのしああたのし




   
   校  歌
 
           芳賀秀次郎 作詞
           海鉾  義美 作曲

一 夕映えの 匂う 湖べの
   花のように ひらくまこと
   鈴川の あかるい子ども
   風のなかを 進むぼくら
   ともに磨く 叡智のこころ

二 馬見ヶ崎 めぐる岸辺の
   空のように きよい瞳
   鈴川の やさしい子ども
   明日を信じ 行くわたしたち
   ともに結ぶ 愛の花輪

三 稲の穂の さやぐ朝の
   虹のように 招く未来
   鈴川の はたらく子ども
   新しい 夜明けの子ども
   ともに歌う 夢よ母校よ